パイレーツオブカリビアンのカウアイ島での撮影シーン

ハワイでは、多くの映画が撮影されていますが、

パイレーツオブカリビアンも、多くの部分がハワイで撮影されています。

4作目、生命の泉(現代 On stranger Tides)の撮影は、ハワイのカウアイ島で撮影が開始されました。

Youtubeで、そのシーンの裏側を紹介した動画がありましたので、シェアさせていただきます。


これが撮影されてあホノプビーチというのは、切り立つ山に囲まれてできた白い砂浜のビーチで、
たどり着くには、このように、ヘリコプターか、あるいはボートか、になります。


下の地図で青まるで囲んでいるのが、ホノプビーチのあるところです。

カウアイ島にある空港は、リフエにあり、そこから左右に道路が出ていますが、島を一周することはできません。一番このホノプビーチへ近いのが、空港から島を時計と逆回りに2時間ほど走らせ、行き止まりのハエナビーチで車をとめ、そこから13キロ渓谷を歩くか(片道約5時間近くかかります)、ヘリコプターまたはボートで海側から入るほかないのです。


そういうわけで、誰にも邪魔されず素晴らしい映画の撮影が可能となったようです。

ところで、このビーチを一般人も上空から少し、見ることができます。

空港から時計回りにワイメアの街まで行き(車で2時間ほど)、そこからワイメアキャニオンの山道をあがり(車で40分ほど)、



終点にあるコケエ展望台から、ナパリコーストを眺めることができます。




その景色の一部に、ホノプビーチが含まれているのですが、展望台からは山や木が邪魔して左側が良く見えません。この写真で切れているかどうかという左側にこのビーチがあります。

だいたいどのあたりかはわかってもらえるかなと思います。


余談ですが、私がハワイで親しくしていた、老人がいました。
そのおじいさんは、もう亡くなってしまいましたが、
子供のころスペインからタイタニックができるまでは最も豪華であると言われた客船でハワイにやってきて、以来、ハワイで暮らし70年というおじいさんでした。

若いころは旅が好きで、ハワイ諸島もよく旅したそうです。

昔々は、他の島へ行く手段がなく、郵便物を運ぶ貨物船に愛犬と乗せてもらい、
島へ到着したら、これまた郵便局の配達の車に乗せてもらって、
あとは、ひとりキャンプであちこち旅したそうです

このナパリコーストには、昔からのハワイアンの集落があったそうです

ハエナから山の中を歩き続けて出会った現地の人と白人のおじいさん、

どれだけインパクトのある出会いだったことかと、想像に絶します。

そうして、はるばる来た白人の若い青年だったおじいさんと、ハワイアンの人たちの交流がはじまり

心からの気持ちは通じあい、

なんと、ハワイの人たちが、彼を家族とみなし、
大切な大切な土地を分け与えたということです。
おじいさん、白人でありながら、ハワイアンから土地を分けてもらいました。

若いころはそうしてたびたび、何日もかけてのこのハワイアンの集落への旅をしてきたそうですが、

亡くなる少し前に土地は確か信頼できるハワイアン研究者か誰かに託したのだったと思います。

旅した青年はその後、ハワイアンの美しい女性と結婚し、4人の子供をさずかりました。

今は4人の子供も、私が出会ったころのおじいさんの年齢に達しています。


ハワイという場所はときに、自分の肉親よりも親しい魂の家族に会える場所だと感じます。

私にとってはこのおじいさんは、魂の家族の感じがしています。